今日、大町歯科には通っていない方から、ホームページを見たとご質問のメールをいただきました。ホームページを見たとメールをくださる方はたまにいらっしゃいますが、うれしいことです。
ホームページは自前なので特にそう感じるのかもしれません。
ご質問の内容は、金属アレルギーがあり、セラミッククラウンを入れているが、セラミッククラウンにも種類があるようだ、料金も含めて知りたいといった内容でした。
ここのところずっと、ホームページの治療内容をもっとわかりやすく、詳しくしたいと思ってなかなか出来ないでいましたので、セラミッククラウンについてちょっと書かせていただきたいと思います。
以下はそのご返信内容を転載という形ですが、、。
2.「メタルボンドクラウン」(金属+その上にセラミック築盛)70.000円
これは下の写真の真中のものがそうです。
「オールセラミッククラウン」のジルコニアフレームが、金属と考えていただければよろしいです。
ジルコニアを使った「オールセラミッククラウン」が出現するまで、1番目に上げられたクラウンです。
「オールセラミッククラウン」と表面は同じです。
欠点は金属を使うので、アレルギーのある方には使えないのと、歯の根との境目が黒っぽくみえることなどです。
保証期間3年
3.「ハイブリッドクラウン」(セラミックの粉を樹脂(レジン)で固めてつくった冠)44.000-42.000円
これはしたの右の冠がそうです。
ブリッジなど強度を求めるときには、メタルボンドのように金属のフレームをつくってそこにハイブリッド材料を築盛します。
ハイブリッド材料は天然の歯のように摩耗するので身体には優しいと言われてますが、減りすぎの感があり、割れたり経年劣化します。
修理などはしやすい長所もあります。
保証期間2年
上はコンピューターミリングマシーンで削りだしたフレーム
下は、左から
1.「オールセラミッククラウン」
2.「メタルボンドクラウン」
3.「ハイブリッドクラウン」です。
向こうが透けてみえます。美しいです。
適合も吸い付くように入ります。
4.「ジルコニアクラウン」(ジルコニアブロックをコンピューターで歯の形まで削りだしたもの・3枚目の写真)48.000-50.000円(導入間もないので暫定料金です。)
ジルコニアだけですので、色の階調などはつけにくく、美しさを求める前歯には余り向きませんが、丈夫に白くしたい場合はコストパフォーマンスが高い材料と言えます。
ジルコニア自体もセラミックですが、セラミック中最高の強度と言われています。それでいて固すぎないという、物性的には歯科のかぶせものには理想的なものです。
下の写真は私の口腔内にセットした「ジルコニアクラウン」です。
私的には、これが最近お気に入りです。
ちょうどいくつも入った金属を、夏くらいから除去してきたところでした。
下あごの左右の大臼歯には、「ジルコニアクラウン」を3個、小臼歯には「キャスタブルセラミックインレー」(セラミック製の部分的詰め物の一種)を2個、ハイブリッドインレーを2個入れました。
ハイブリッドの部分にもセラミック製の物を入れたかったのですが、鏡を見て自分で無麻酔で削ったので、削り足りなくて製作できないと技工所さんに言われて、ハイブリッドにしました。
これで、下顎には土台を含めて金属が無くなりました。
上にはう蝕もあり、金属があと1個あるのですが、上はさすがに自分では治せません。
誰に治してもらおうかと思いつつ時ばかりが経過していきます、、、。
自分で削ったんですか?!
やはり、K先生に治療してもらったほうがいいんじゃないですかぁ(笑)
M先生、コメントありがとうございます。
自分でしたのは歯全部治します(笑)
根治(根の治療)もします。
あとで写真掲載します(笑)