歯科インプラントフェロー

10月20日の土曜日は、公益社団法人 日本歯科先端技術研究所の歯科インプラントフェローという資格の授与を同研究所の簗瀬会長より受けてきました。(簗瀬会長ありがとうございました。)

帰宅して、待合室に掛けさせていただきました。

内閣総理大臣認可と書いてあります。
身が引き締まる思いです。
(現在、日本国内において(大学以外では)は公益社団法人 日本口腔インプラント学会と同じく公益社団法人である日本歯科先端技術研究所の2つのみが国が認めたインプラント研究団体です。)


本日は同じく札幌で、所属させていただいている、北日本口腔インプラント研究会の例会がありまして、朝から夕方までいろいろな勉強をさせてもらいました。

また明日からの診療に役立てたいと考えております。

それにしても,本年もあと2ヵ月あまりとなってしまいました。
一年間は早いですね。 日々是好日となるよう頑張りたいと思います。

 

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ソケットリフト

以前にも書かせてもらったかもしれませんが、奥の上顎にインプラントを植えるときに障害になるのは,骨の薄い時です。
インプラントは骨に植えるので、その厚みがないところに植えるのが難しい事はお解りいただけると思います。

ただし、優秀な先人の先生はそこの植える方法も考案して今ではある意味普通の感覚でそこにインプラントを埋入することが出来るようになってます。
これは、まさしく歯科医学の進歩と言えます。

私は 2年ほど前まではこの方法を用いてなかったので、それ以外の方法で咬み合わせを回復できるように工夫してきました。

ソケットリフトは以下のような方法で,インプラントを埋入します。
1.まずこんな場合

骨の厚みがありません。
一番薄いところでは2ミリくらい。

模型で見るとこのような感じです。
厚い白い粘膜が見えますが、実際には生玉子の殻の下にある薄い膜くらいの膜です。

このように粘膜を骨補填材と呼ばれる材料で持ち上げてインプラントを埋入して、持ち上げたところに骨が出来るようにします。(斜線部分)

実際植えるとこのようになります。(骨補填材で粘膜が挙上されています。ここが骨となる事を期待します。実際はこの写真ではすでに冠がかぶっていますので、挙上された部分は骨となっているわけです。)

年数経つと、骨補填材がさらに本来の骨と見分けづらくなってきてるのがわかります。

模型的にはこのようにして骨をつくってと言うのがお解りいただけると思います。


別な方の写真ですが、残せない6番を抜歯して,ソケットリフトして5.7番に埋入する計画で治療を開始しました。

かなりうまくソケットリフトして埋入できたと思っていますが,結果は神のみぞ知るです。
問題なく土台(アバットメント)を装着出来ることを祈っています。
術前に撮したCT画像のみでは、7番部分にソケットリフトで埋入はきびしそうに見えるかもしれません。

祈るとは語弊があるかもしれませんが、 埋入したあとに患者さんには同じ事を必ずのようにお話ししています。

少し大がかりなサイナスリフトという方法を用いないと無理な場合もありますが、世の中は,出来ればサイナスリフトではなくソケットリフトで骨増生という方向に次第にシフトしていると感じる今日この頃です。

 

 

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(社)苫小牧歯科医師会・アイスホッケー部(デンチャーズ)発会式

昨日は,(社)苫小牧歯科医師会のアイスホッケー部の発会式でした。
全国大会2連覇のあと、昨シーズンは惜しくも準優勝でした。

今シーズンは 優勝奪回を目指します。

ところで、先日緑が丘付近で拾ってきたドングリが家にあるんですが、妙に大きいなと思っていました。

そうしたら,数日して苫小牧民報紙上にドングリの記事が出ていました。

不作な年と豊作な年があるようで、ドングリが「子孫をつなぐ戦略」だそうです。んーん、、すごいですね、、感心、、。

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就学時健診

昨日は就学児歯科健診で西小学校に行って来ました。
何と児童は40人を切っていました。

年々少なくなり、弥生中学校が閉校になる様に市内の小学校もいくつか減らしてスクールバスで通学という感じにすれば,大幅な経費削減になる気がするのは私だけでしょうか?

夜は知人二人と、以前にもブログに書いたことがある近所の「眠花」さんに食事に行きました。
私以外の2名はアイスホッケー部だった人間なのでホッケー談義に花が咲きました。
これはイチジクを出汁で煮た上品な料理です。
なかなかこういうものは食べられないので美味しかったです。

ビールのあとの芋焼酎もなかなかで、楽しいひとときでした。

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北栄こども歯科さん

沼ノ端地区はどんどん住宅が建って人口が増えて、公共施設や病院医院、店舗などが増え続け、我が大町周辺の寂しさとは全く正反対で羨ましい限りです。

明日の10月1日
北栄こども歯科さんが、北栄町の沼ノ端レディースクリニックさんの横に開業します。

院長の山本健也先生は苫小牧歯科医師会のデンチャーズというアイスホッケーチームの一員です。
副院長は 奥さまの山本友絵先生。
僕より一回り以上歳下ですが、大学の後輩で、もともとご実家は苫小牧で大町歯科の近所でしたので、お二人はよく存じ上げています。

私は、小児歯科治療は「苦手」なほうですので、横に長い苫小牧の随所に小児歯科標榜の医院が出来るのはうれしいです。
もうホームページが出来ていました。
http://hokueikodomo.jp/
なかなか素敵な医院ですね。
「歯科医が苦手なお子様に来てもらいたい。」は
私なら
「歯科医が苦手なお子様には小児歯科専門医をおすすめいたします。」
となってしまいます。
山本先生、よろしくお願い致します!

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