フッ化物洗口の学術講演会

昨日は(社)苫小牧歯科医師会で医療大口腔衛生学教授の千葉逸郎先生をお迎えしての学術講演会でした。

本年度、苫小牧市内のモデル校2小学校でフッ化物洗口がはじまっています。
来年からは本格的な実施を開始予定です。

昨日の講演会を聞いて思ったのは、フッ化物洗口は本当に有効で大事だなと言うことです。
歯みがきも大切ですが、それだけではむし歯になるのを回避できません。
フッ化物のリスクはゼロに限りなく近いものです。

終了後は,懇親会でまたいろいろお話が聞けて大変勉強になり,有意義な一夜でした。

千葉先生ありがとうございました。

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札幌・横浜・東京

先週土曜日から2日間で3箇所の掛け持ち研修でした。
まずは土曜日、所属させていただいている「北日本口腔インプラント研究会の臨床コロキウム25周年記念大会に出席、そのあとは一路千歳空港へ。

はじめてボーイング787に搭乗(なかなか素晴らしい飛行機でした)。羽田からは京急で京急鶴見へ、で一泊、翌朝は鶴見大学歯学部で行われている「日本全身咬合学会学術大会」に出席。終了後今度は東京に出て、大町歯科で行っているホワイトニングが新しくなったのでそのセミナーに出席してきました。

さすがにめまぐるしい2日間でした。
セミナー修了後はちょっとだけ有楽町のLOFTに立ち寄って羽田空港へ
羽田では、二人の知り合いの先生と同じ便で,お一人とは搭乗前に久し振りにいろいろお話しできたりして貴重な時間でした。

 

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年末年始の診療のお知らせ

☆今年の年末年始の診療のお知らせです☆


年内は12月29日土曜日の15:30まで診療致します。

年明けは1月4日までお休みを頂きます。
1月5日より通常通り診療致します。

(社)苫小牧歯科医師会の休日当番 


よろしくお願い致します。

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インプラントの説明用のモデル

インプラントをご希望の患者様には,X線写真や模型を使って今までご説明してきました。

しかし、歯が無くなって埋入を希望されているわけですので、骨の量も高さも幅も多く問題のない方の方が少ないのが現状です。ですから一番知って頂きたいことは、そういう面倒なことがあって、どういうリスクもあるかということです。
そういう説明の際に非常に適している模型が発売されたので,今回購入してみました。

これも必要なのですが今までの模型は、歯を失った場合の取り外しの義歯(入れ歯)とインプラント治療の違いか、左右の歯を削ってのブリッジ治療とインプラント治療の違い程度の模型しか発売されてなかったような気がします。


ちょっと、ロボットのようで仰々しいですが、、


これは上の奥歯の骨の厚みが足りない部分の模型です。
上顎洞と呼ばれる副鼻腔、蓄膿症の時に膿がたまる空間が広い方はこうなっています。

これは、上顎洞の粘膜を骨補填材と呼ばれる材料を使って骨誘導を行い,骨の厚みを作って上げてインプラントを埋入した場合の模型です。


これは,歯を失った下顎の前歯の骨が薄くなってしまっている顎の骨と、厚みは残っていてインプラントを埋入した場合の左右2.3番を比べた模型です。


これは下あごの奥歯の刺激を与えるとしびれ感が残ってしまう神経と血管が入った、顎の骨の中にトンネル(チューブ)状に走行している空洞とインプラントの関係を表しています。一番奥のインプラントの土台の下部分も骨補填材で骨を足すように処置しています。


これは上の前歯の根が割れたりした場合、元々薄い表側の骨が溶けてしまったり、抜歯をしたあとに吸収して厚みが無くなってしまったところにインプラントを植える場合の例です。反対側は骨補填材で‘被って骨の足りないところに骨を誘導するような処置をしています。

このような感じで,いくつかの例をこの模型でご説明できる模型なのです。
昨日早速、この最後の写真の同じ場所の前歯の根が割れた方が来院され、この模型を使って説明させて頂きました。
X線写真と私の下手くそな手書きの図で説明するよりはずっとよいと思いますので、結構高価なのですが買って良かったかなと思います。

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救急医療講習会

2012年11月16日( 金)は(社)苫小牧歯科医師会主催の上記講習会が開催されました。
講師(チーフインストラクター)に北海道大学病院口腔系歯科(歯科麻酔科)講師・亀倉更人先生、インストラクターに苫小牧市消防本部警防課・山道正雄様、弊会会員 渡辺政明先生と 弊会 伊藤雅憲事務長の4名をお迎えしての講習でした。

(社)苫小牧歯科医師会では高橋康則先生が会長の時代に、会員の全医療機関にAEDを設置。それ以来定期的に救急医療講習会を行っています。

今回はA-D班に分かれての実習でした。
大町歯科加藤医院からも私とスタッフ4名、計5名が出席してきました。
わかっているつもりでも実際には中々思うようにいかないものです。
救急蘇生のガイドラインも経年的に変わっていきます。
良い勉強になったと思っています。
講習会が終わった後は、場所を鳥亭に移しての懇親会でした。

皆さん大変お疲れ様でした。

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