不幸にして歯を失ってしまったら、入れ歯を入れなければなりません。今は、歯科インプラントと言う、人工の根がありますが、従来からある入れ歯も重要な治療法の一つです。
ただし、アゴの骨の吸収が著しい方もいらっしゃるので、そういう方の入れ歯は大変苦労するところです。
なぜアゴの骨が吸収してしまうのか?
それは、アゴの骨が歯を支えるという目的が無くなったからに他なりません。
一年で0.3〜0.5ミリ程度吸収すると言われていますが、場所や個人差もあります。
この方は、数年前に来院して、苦労して作らせて頂いた方です。
今回、ゆるくなってきたので、他院で新しくつくったが、合わないと言うことで来院されました。
来院して下さるのは光栄ですが、一刀入魂ではないですが、はたして満足頂けるような入れ歯を作ることが出来るのかどうか、、
これは数年前につくった入れ歯です。
何度か来院して頂き、お口にあった型を採るトレーを作っておき、今日型採りをしました。
こんな感じで、少しずつ合わせていきます。
それで、最終的にこんな感じです。
次回はこれを元に、噛み合わせをとります。
最終的に良く咬める入れが完成できるようにと思っております。