表記学会が開催されまして、11月5日の午後からお休みさせて頂き出席して参りました。郡山の奥羽大学歯学部が会場でした。
郡山に行ったのは30年ぶりです。
実はこの大学を受験しまして、高校3年生だった自分は東京から特急に乗って郡山に行きました。
この特急の中で、同じ大学を受験しに向かっている小学校時代の同期生に会いまして、彼はお父さんと一緒でした。
郡山に到着して、駅前の西武百貨店のレストランで食事をご馳走になったのを覚えています。
西武百貨店はATiという店舗に変わっておりました。
結局その友人も私も別の大学に入学することになったのですが、懐かしくてちょっとうるうるです。
30年前に行ったときから、ここの大学(当時は東北歯科大学という名称)はきれいな大学だなと思っておりましたが、今回行きまして、やはり美しさは際立っておりました。
数年前に薬学部が出来たとのことで、薬草園も整備され、そんじょそこらへんの庭園を遙かに超えたスケールでした。
ちょうど、紅葉が重なり、時期も良かったと思います。
植物の種類も多い為か本当に美しかったです。
歯科東洋医学会という名前を見ると、皆さん、どういう事を勉強するのですか?と聞かれますが、漢方や針だけではなく多種多様なことを勉強します。
この写真はその一例ですが、重力と骨の関係の写真です。
無重力状態になると短期間でこれだけ骨が細く弱くなるそうです。
歯がなくなったアゴの骨力のかかり方が減りますので、当然骨は退行性変化をすることになります。
レーザー光線で吸収して痩せた骨を再び取り戻す研究された研究の発表で大変勉強になりました。
学会で全国各地に行ったときの楽しみはやはり夜の食事です。
今回はとまったホテルの近くの居酒屋に行ったのですが、日本海特産の「のどぐろ」
と言う魚の刺身、それに好物の「焼き銀杏」
や「平貝」(作家の吉行淳之介さんが大好きだった、ホタテを淡泊にしたような貝)
などを食べることが出来ました。
「のどぐろ」は以前、小松で一度食べたことがありますが、焼くと北海道の「きんき」を上品にしたような大変美味しい魚です。
これの刺身は現地でもあまり食べられないようですが、いや〜大変美味しかったです。
行き帰りは、福島空港だったのですが、帰りに少し時間があったので、
明治天皇がお泊まりになられ、皇太子様や秋篠宮様も訪れたことがある「開成館」という建物を見学してきました。
建物も良かったですが、ここもまた紅葉が素晴らしく本当今回は「紅葉三昧」でした。
北海道の紅葉とは何かが違う感じです。
もう一枚
最後に、近くにある「重要文化財・旧福島県尋常中学校本館」
を眺めて、バスに飛び乗って空港に向かいました。
良くは写っていませんが、飛行機から見えた「苫小牧の夜景」です。
また明日から診療に頑張りたいと思いますので、宜しくお願い致します。