現代社会と病気

サナダムシ博士(寄生虫博士)で有名な、藤田紘一郎先生の講演を聴く機会を得ました。
藤田先生は大変ユーモアのある方で、講演は噺家の方々の上を行くのではないかなと思うほどでした。
先生はサナダ虫を自らのおなかの中に飼っていらっしゃるのは有名です。
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僕がサナダムシを知ったのは、中学校の時に友人に勧められて読んだ、筒井康隆氏の短編小説で、モデルの女性が撮影のためにライトをたくさん当てられ、それで、サナダムシが暑がって?!お知りから出てきたというないようだったと思います。
何メートルもあるサナダムシがおなかにいると言うだけで寒気がしそうですが、藤田先生は飼っていらっしゃるのです。
ちなみに今おなかの中にいるのは「キヨミちゃん」という名前だそうです。
昔なかったアレルギー疾患が今、現代病になっていることについて、寄生虫がアレルギーを抑える理由や、免疫と癌やアレルギーとの関係、結核などの感染症と花粉症の関係、若者と「キレイ社会」での異常行動の関係など大変有意義な内容でした。
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藤田先生の講演は、他の人がやらないことをやる、常識とされていることにも疑いを持つ、幼少期の体験や記憶の重要性を教えて下さる内容でした。

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クプクプカフェって

お店をご存知でしょうか?
場所は苫小牧美原町3-11-18
バイパスを西に行くと右に南高が見えて来て、左には市民斎場美原ホールがあります。
この斎場の角を
左(海側)にまがって少しいくと公園があるのでその手前角を右に曲がります。
少し進むと、こんな看板が見えてきます。
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私は今回で3回目ですがとにかく本格的でおいしい沖縄料理が食べられる店です。
沖縄には2007年の11月に学会出席のために行きましたが、そのときの沖縄料理が大変おいしくて、特に「麩チャンプルー」がお気に入りでまた食べたいなと思っていたときに、なんと苫小牧にこんな店があることを知りました。今年の4月のことです。
亡くなったご主人が蝶の収集家で、沖縄方面にも奥さん同伴で何度も行かれたらしく、そのときに沖縄料理を学んだそうですが、本当に本格的でおいしいのです。
店内には蝶の標本が蝶の博物館のように展示されています。
苫小牧にこんな店があるなんて、驚きでした。
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先日はまた「麩チャンプルー」を頼んでしまいました。
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左奥に見えるのは「ゴーヤの酢の物」右側奥は「ジーマーミ豆フ」です。
メニューも豊富でとにかくおすすめの沖縄料理を食べさせてくれる蝶の博物館です。
私は幼稚園の頃、「昆虫博士?!(笑)」などと一部で言われるくらい昆虫好きでしたので、ここの空間はさらにコンフォータブルなのです。
皆さんもぜひどうぞ!

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2ヶ月のご無沙汰であります。

何と前回ブログに書いてから2ヶ月も経過してしまいました。
前回の研修の為の上京のあと、一度家族で東京と横浜に行って来ました。
東京では、新しい電波塔が出来たら東京タワーに登ることもなくなうのではないかと思ったりして、私の生涯で3度目の東京タワーに登ってきました。
写真の様に展望台の床に強化ガラスで下が見えるようになっていました。
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高所恐怖症・遊園地の乗り物がダメな私には、あまり感じの良いものではありませんでした。
そう言えば、東京ミッドタウンで食べたカレーが大変美味しかったのでお勧めです。
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DELHIという店で、東京には3店舗あるようです。
「夏野菜が主役のキーマカレー」というのを食べましたが本当美味しかったです。
東京ミッドタウンは、高級と日常が同居したような、何かゆったりしていてかつ豊かな感じで大変好きです。
浜松町(大門)から大江戸線ですぐという立地も、北海道から行くには行きやすいです。

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研修セミナー

日本全身咬合学会という学会に学会になる前の研究会時代から所属しています。
毎年秋の学術大会の他、認定医になるためや認定医になったあとの勉強のために、認定研修セミナーという勉強会が毎年5月か6月に水道橋にある東京歯科大学の血脇ホールと言うところ開かれます。
土曜日午後から上京、出席して来ました。
水道橋駅は東京ドームがすぐですが、駅をでて反対側のすぐのところにあります。
東京歯科大学は日本のなかで一番古い歯科大学です。
今回、「東京歯科大学は2010年に創立120周年を迎えます。」と言う大きな垂れ幕がかかっていました。
その文字の下に二人の写真。そこで写真を写してきました。
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向かって右は、創立者の血脇守之助先生です。
そして、その隣は細菌学の研究で有名な医師で1000円札でもおなじみの野口英世博士です。
野口英世は神童と呼ばれ、学業に勤しんで後に渡米していますが、
野口英世は医師になるための費用や渡米の費用など、お金だけではなくいろいろ工面したのが、血脇守之助です。
研修セミナーでは、「日本抗加齢学会」の理事の先生の講演もありました。
今よく耳にする「アンチエイジング」について研究している諸先生が多く所属しています。
写真はその時に供覧された写真です。
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以前、禁煙についての研修を苫小牧保健所に当時いらした佐々木健先生が主宰されていたときにも見せていただいたことがありますが、この写真の姉妹は双子です。
DNAは一緒です。左の方は長年喫煙習慣があり、右の方は喫煙習慣がないのです。
人間は誰でも加齢と共に老化していきますが、全ての人に起こる加齢は「生理的老化」と言い、防御は困難。それに対してこの写真ではタバコが原因ですが、全ての人に起こるわけではなく防御可能なのが「病的老化」。
「老化」=「生理的老化」+「病的老化」なのだそうです。
病的老化はなるべく抑えないですね。

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学校検診シーズン

5月ゴールデンウィークに入って桜が満開になり、桜が散った頃、私の家の庭では二十世紀梨の花が咲きます。
只今満開です。白い花でなかなかきれいです。
ただし、梨の実はあまりなりませんし、なっても小さいです。
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5月と言えば学校検診シーズンです。
私は小中学校で2校、高校に2校毎年行きます。
(通院されている皆さんには大変ご迷惑をおかけしています。)
今年はこの4校に1歳6ヶ月検診がちょうど5月に担当になってしまいました。
それがちょうど昨日で、高校の検診もあり、昨日は診療をお休みしました。
1歳6ヶ月検診は昨年度までは保健センターのホールで行われていましたが、今年度からは旧市立病院の建物の中、3階で行われるようになりました。
私は初めてこの場所での検診でした。
以前は、ホールの端で、台に寝てもらっての検診でしたが、歯科医師会からの要求に苫小牧市が答えてくださった形で、個室への歯科ユニット設置が実現したのです。
ライトも明るく、子供さんにはアンパンマンの絵が張ってあったりで検診をする側とされる側双方が以前よりいい環境になりました。
写真は担当衛生士の方々とのスナップです。
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2階には子育てルームも出来て好評のようです。
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建物内は新築のごとく、明るくきれいでした。
こういう市の施設が増えるということは良いことですね。
今日の午前中は東中学校の検診です。
今年度の私の担当の学校検診はこれで最後です。
ちょっとホットします。

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