第67回北海道歯科学術大会

8/23.24両日、毎年この時期に行われる第67回北海道歯科学術大会に今年も出席してきました。

この学会には、デンタルショーと言う歯科の器材や材料のメーカーさんの展示ブースも併設され、道内各地から歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士やその他関係する皆さんが集まる大々的な学会です。

第67回ですから、私が生まれるずっと前から続いている伝統ある学術大会でもあります。
各学会が主催の学術大会とは違い、色々な分野からの発表がありますので、少し趣も違い、また違った意味で勉強になる貴重な学会です。

今年は土曜日体調をちょっと崩していて同窓会は欠席してしまいましたが、各大学の同窓会も開催され賑やかな二日間となります。

今年もまた、日常に流されやすい私には良い刺激となりました。
おまけに、デンタルショーで開催されているスタンプラリーでは、いつも末等なのに今年はなんと2等賞が当たってしまいました~~^_^~~

また、明日からの診療に頑張りたいと思います。

 

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歯が無くなるとあご骨は痩せてきます。

人間の顎の骨には、歯を保持(維持)すると言う役目があります。
なので、歯を失うと、あご骨は歯を保持するという役目が無くなるので痩せてきてしまうのです。

あご骨が痩せて困ること、、
1.義歯(入れ歯)の安定が悪くなる。
2.歯科インプラント治療の時に場合によっては植える事が出来なかったり、理想的なところに植えられない事がある。
この2つがあります。

写真を見ておわかりいただけると思いますが、上あごは外側から吸収してくるので、本来歯は反対咬合で無い限り、下の歯に上の歯が外側に被さる様に生えていますので、それが逆転してしまい、義歯やインプラントでのかみ合わせを作るときに不安定要素となってしまうのです。

下あごのこの模型は東京のある歯科医院の研修室で見たことがあって、欲しいなと思っていました。
でもどこで販売してるかがわかりませんでした。
今回、あるメーカーさんが輸入していることがわかり、取り寄せてもらいました。
上あごのモデルもあったので、ちょっと高価でしたが両方購入しました。

来院されている方々に診ていただくことが可能ですので、宜しければ観察してみてください。
歯があるときと歯が無くなったときの差がよくわかります。
写真 2-1写真 1-1 写真 3-1 のコピー

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今日も何とか診療終了できました。

ここのところ、それでなくても凝っている「首肩背中足」が更に悪化して今日は朝から不調なのに仕事は忙しく、有り難いやらつらいやらの一日でした。
最後の大臼歯の根管治療のころは、つらかった首が悲鳴を上げていました。
若いスタッフでさえも、少々食傷バテ気味。
しかし、今日は久しぶりに更新した「名刺」が近所の大洋社神保印刷所さんから届き、うれしい気分。(大洋社神保印刷所の神保君とY.Iさんに感謝<(_ _)>)
個人用の1枚もの縦型と、医院受付用の2つ折り横型です。
縞が入った紙に字は浮き出る発泡印刷?です。
30歳代に紙もインクも取り寄せてもらってからずっとこの名刺で気に入っています。
1年程前からお願いしなきゃお願いしなきゃと思いつつ、なかなか出来ないでついに久し振りの更新。
疲れた中、ちょっとだけうれしい気分です。
明日は土曜日ですから、半日働けば午後は休みです^_^;
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大町歯科の院内感染予防対策

先日新聞に歯を削る器具の使い回しの記事が出て、それがヤフーや読売の医療サイトでも掲載されたためにけっこう話題になりました。
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診療をするにあたっては院内感染予防は非常に大切なことです。
しかしながら、歯を削る器具以外にも私達が毎日診療をするに当たってやらなければならない院内感染予防対策が沢山あります。
院内感染予防は、患者さんと私達医療従事者の両方を守る事になります。

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歯を削ったり歯石を取ったりする器具は、確かに血液や唾液に触れやすい器具ですね。
エアー圧で動くタービンと呼ばれる歯を削る器具と歯石を取るためのスケーラー、モーターで動くコントラと言われる器具が2種類と義歯の調整などをするストレートハンドピースが1種類、1台の診療台にその診療内容によって、1〜5種類の器具が必要になります。
上の写真はそれらの一部が写っていますが、大町歯科はユニットが3台の小さな医院ですが、40本以上用意しています。
1本あたり数万円から高いものでは20万円を越えるものもありますので、大変な金額です。

滅菌は専用の滅菌箱や滅菌のパックに入れて、一般的には高圧蒸気滅菌器と呼ばれる器具で滅菌します。
この器具では22分で滅菌することが可能です。

歯を削る器具だけ滅菌してもしょうがありませんし、高圧蒸気で滅菌できないものもありますので、いろいろな器具などをいろいろな方法で適材適所で行わなければ、歯科医院での院内感染防止は片手落ちとなってしまいます。

器具は滅菌、紙コップとかエプロン安頭台(ヘッドレスト)のカバーもディスポーザブル(使いすて)のものにしています。
グローブは1名の患者さんに歯科医とアシスタントが1度使ったとして2組必要ですが、皆さんもおわかりかと思いますが、3台ユニットがありますので、患者さんを見て麻酔が効くのを待ってるうちに他の方の入れ歯の調整をする。なんて事があたりまえににありますので、患者さん一人あたりグローブは2〜5組は使うのではないかと思います。
器具を揃える金額だけではなく、毎日使う使い捨てのものやその廃棄代、滅菌器具のランニングコストなど、本当に大変です。
毎日出るゴミの量に本当に驚きます。

強力な消毒薬や化学的滅菌薬は人間にも有害なものも多いですので、塩素系の消毒薬より10倍の効力があると言われているオゾン水生成器も導入し、手洗いや器具の洗浄、患者さんの歯の型を採ったあと石膏を流す前の消毒、また石膏を練る水にも使っています。

その他、大町歯科では削った時に顔の周囲に飛び散る切削片や霧状の水を吸い取って屋外に排気する口腔外バキュームを1991年にいち早く導入しています。

少し前に話題になった、プラズマクラスターイオン発生器(業務用)も2010年に導入しています。

私が歯学部の学生の時にある教授が「流水に優る消毒はない」言ったのが忘れられません。
とにかく大事なのは、私達が診療を受けるときに、これは汚いなこれはいやだなと思うことが無いようにすることが、良い結果を導き出すと考えて、終礼などでスタッフとアイディアを出したり注意しあって頑張っております。
更に良い器具や方法など導入できるようにも頑張りたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 

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歯と口の健康週間

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約50年前にはじまりました「歯の衛生週間」は昨年から、「歯と口の健康週間」に代わりました。
苫小牧歯科医師会では本年もこの週間にちなんだ、「図画・ポスターポスターコンクール」の審査会を5/22に行なわれました。
苫小牧の作品は今年も力作揃いです。
事実昨年も入選作品が北海道歯科医師会開催の同コンクールで賞をいただいています。
6月1日には市民活動センターで「歯っぴぃフェスタ」と「図画・ポスターポスターコンクール」の作品展示と表彰式を行います。
今日、苫小牧民報誌上でも紹介されました。
当日は作品を掲示コーナーもあります。
皆さん、是非ともいらして下さい、お待ちしております。

作品は苫小牧歯科医師会のホームページに掲載されています。

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