根管治療

歯の根の中の治療を「根管治療」といいます。
大きく分けて二つあります。

一つは生きている歯の歯髄(神経)を取る治療です。これはむし歯が深くて歯髄を残すことが出来ない場合、もしくは歯髄に炎症が起こった状態、の場合です。
もう一つは、歯髄が死んでしまった場合、もしくは昔歯髄を取って治療してあったけど、中が腐ってきてしまった場合です。

これは一番奥の手前側にむし歯が出来て、それで歯髄に炎症が起こった為、根管治療した歯です。

このように、歯髄を取ったあとに密閉するための材料・薬をつめます。


これは、冠がかぶった歯が何らかの原因で、歯髄が死んでしまい腐って、それが原因で根の先に大きな膿の袋が出来てしまった歯です。
膿の袋は隣の歯の部分にまで拡大しています。
症状を感じてから10年くらい経っているそうで治してもらえなかったそうです。
早速、歯の裏に穴を開けて根の中を掃除しました。
中はドロドロの状態でした。

多分、数ヶ月後にX線写真を撮影するとこの膿の袋の部分に骨が出来てくると思います。

詳しくはこちらをご覧いただければと思います。
http://oomachishika.com/mobile/rct.html
とは言いましても、なかなか思い通りに治ってくれない難儀する歯もあることを付記させていただきます。

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