1月20日はPRA療法公開講座と言う研修会に出席してきました。
これは、アルバート・エイブラムス(米国・スタンフォード大学病理学教授・内科医・1863〜1924年)先生が腹部打診法の研究で発見した現象を原理とする装置、PRA(Psychogagalvanic Refrex Analyser=精神電流反射分析器)が可能とした診断と治療を紹介する公開講座でした。
実際この装置で日々診療に当たっておられる、医療法人財団 宝積会 大木記念 女性のための菊池がんクリニック・ストレスケアセンター副院長で医学博士の戸出 健彦先生の講義と形成外科医としての立場を捨ててPRAによる診療を16年間も続けられている、東京ハートライフクリニック院長 中村 元信 先生(医学博士)の講義とデモがあることで、大変楽しみにしていて当日参加させていただきました。
内容は凄いの一言。
たとえば、なにかを治す為の薬が、その目的には有効であるが、半面別な臓器にマイナスになって働いているとか、放射線被曝を受けた方が放射線障害はあるが、血液・甲状腺には異常は出ていない。など細かい診断が出来、またその治療も出来る機器です。
(初診時結果と書いてあるスライドに注目)
歯科医療にとっても大変有効な使い方が出来ると確信しています。
当院にありますアキュプロVというEAV機器とある意味似ている部分はあるのですが、PRA機器による診断と治療結果には驚嘆でした。
当日は有楽町の国際フォーラムが会場でした。
ここの広場で月二回行われる大骨董市がちょうどやっていて、僕の大好きな、鈴木春信の版画を見つけましてそれを買ったり、新しくなった東京駅や新旧融合の東京中央郵便局の建物を見ることも出来,大変有意義な上京でした。
2月にはインプラントの学会に出かけるつもりでおります。