歯学部の学生時代、歯がう蝕になると歯髄が細菌感染して歯髄炎を起こさないように、生体の自己防衛機能が働いて内側に歯質の添加が起こると言うようなことを習いました。 先日撮影したCT画像ですが、まさにその通りの画像です。前歯の表側がう蝕によってくぼんでいます。 窪みは大きい窪みとその上の浅い窪みがあります。 う蝕の内側の歯髄腔(神経と血管が入っている空洞)が狭くなっていることがわかります。 色も白っぽく歯質が堅くなっているようにも見えます。
人間の身体はすごいと言う事を実感します。
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