歯が無くなるとあご骨は痩せてきます。

人間の顎の骨には、歯を保持(維持)すると言う役目があります。
なので、歯を失うと、あご骨は歯を保持するという役目が無くなるので痩せてきてしまうのです。

あご骨が痩せて困ること、、
1.義歯(入れ歯)の安定が悪くなる。
2.歯科インプラント治療の時に場合によっては植える事が出来なかったり、理想的なところに植えられない事がある。
この2つがあります。

写真を見ておわかりいただけると思いますが、上あごは外側から吸収してくるので、本来歯は反対咬合で無い限り、下の歯に上の歯が外側に被さる様に生えていますので、それが逆転してしまい、義歯やインプラントでのかみ合わせを作るときに不安定要素となってしまうのです。

下あごのこの模型は東京のある歯科医院の研修室で見たことがあって、欲しいなと思っていました。
でもどこで販売してるかがわかりませんでした。
今回、あるメーカーさんが輸入していることがわかり、取り寄せてもらいました。
上あごのモデルもあったので、ちょっと高価でしたが両方購入しました。

来院されている方々に診ていただくことが可能ですので、宜しければ観察してみてください。
歯があるときと歯が無くなったときの差がよくわかります。
写真 2-1写真 1-1 写真 3-1 のコピー

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