11月2日〜3日、弘前市で行われた日本口腔インプラント学会 東北・北海道支部学術大会に出席してきました。
弘前市は私が小学2年生の時に両親と行って以来、実に43年ぶりでした。
この時に道路の左右にお寺が沢山あってそこの突き当たりの寺でミイラを見たのが忘れず、今回は学会が終わった後、そこに行ってみようと最終便を予約して行きました。
インプラント学会は、一般講演の他、専門医の教育講座や精神科医の香山リカ先生の特別講演があったり、ランチョンセミナーではCTを使った矯正歯科の治療の講演を聞いたり、夜は北日本口腔インプラント研究会の皆さんと懇親会、有意義な2日間でした。
お寺に行く前は弘前城あたりを見てみようと思って、100円コインバスに乗り込んだら、何と偶然にも弘前大学で放射線学の教授をされている先輩が乗っていて、不肖加藤を案内してくださいました。
弘前城は「菊と紅葉まつり」の開催中で、二の丸特別公開もあったりして、絶好の時でした。
弘前城以外にも旧図書館や旧東奥義塾外人教師館、青森銀行記念館なども先輩の解説付きで見ることが出来ました。
ここで先輩とは別れ、一人で寺に向かいました。
肝心のお寺は長勝寺という寺で、この通りの寺は全て曹洞宗の寺だそうです。
ミイラは昭和29年発見され、平成7年(1995年)に火葬されたとのことでした。
長勝寺ではお寺の女性の方が、内外を詳しく解説付きで案内してくださり、とても良かったです。
両親と行ったときもお坊様がミイラなどを解説して下さったのですが、今も案内は同じようにしてくださっていたのです。
いろいろ話をしていると、更にいろいろと記憶がよみがえり、感無量な気持ちでした。
小学2年生を弘前旅行にというのも、ちょっと今では考えにくいですが、ディズニーランドなどはいつでも行けるので、私も息子を今度、こういうところに連れて行こうかなと思ったりもしました。
学会に行くのは仕事を休んだり早く切り上げて行ったりで、結構大変な一面もあるのですが、いくと勉強になったと思うことが必ずありますし、今回のように各地方の史跡などを見ることも出来、いつも本当に有意義に感じています。