左上は3番目の犬歯が破折により抜歯を余儀なくされました。通常この場合、1.2.4番の3本を土台としなければなりません。この方は1.2番に保険外の高い歯が入っていたので、インプラントを希望されました。 真中は歯が入ったあとの写真です。 左下も同様に3番を失ったあとのインプラントでの治療例です。下はそのX線写真です。
私個人としては、無剥離インプラント手術は押さえておくポイントや注意することがありますが、それを守ること、そして、無剥離でやるべきでない症例にはきちんと剥離して行うという選択が出来るならば患者さんと歯科医師の双方の為になる方法と考えています。王貞治監督が胃の腹腔(内視)鏡全摘手術を受けられましたが、患者さん負担軽減ということで双方の類似点を感じています。
ただし、やるべきでないアゴの骨の状態の方や全身疾患をお持ちの方で程度によっては出来ないとお断りいたします また、大学病院などに骨を増やす手術などを依頼し、結果的に患者様の満足が得られるように努力をしております。