戻 る

咬合(咬み合わせの)治療



かみ合わせは全身と関連しています。

上の模型を見て下さい。
顎がずれると、頭蓋骨の下の「頸椎」、その下の「胸椎」、その下の「腰椎」その下の「仙椎(仙骨)」まで影響を及ぼすことがわかります。

これらの脊柱の中には、脊髄があります。脊髄は脳からつながっています。
「脳」と「脊髄」は「脳硬膜・脊髄硬膜」と呼ばれる膜に包まれて「脳脊髄液」という液体の中で浮いている状態で存在しています。
そして、「頸椎」と「仙椎(仙骨)」には、この「脳硬膜・脊髄硬膜」が付着していると言われています。
と言うことは、かみ合わせがずれると、脳や脊髄を包んでいる膜にまで影響するという考えが成り立ちます。

ということは、かみ合わせで、体調が変化すると言うことはありえて当然と思いませんか?

「むち打ち様症候群」で、身体の具合が悪く、ひどい場合は日常生活もままならない方々がいます。
こういう方々を調べると、この「脳脊髄液」が洩れている部分があってそれが原因で、「ブラッドパッチ」と呼ばれる自分の血液をつかって、洩れている部分を閉鎖する治療を行っている医師がおられます。

歯科の世界では、續 肇彦先生と呼ばれる先生が有名ですが、噛み合わせの治療で、身体の不調を多く救っている方々がおられます。

上記の説明で、かみ合わせが、全身の健康状態に大きく関与していることをわかっていただけたでしょうか?
人間の身体は精巧かつ神秘的なものです。


このページのトップへ戻る
ホームページへ戻 る